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2005/07/21

「台湾」行①7月4日その1

 何しろ朝が早い。0920発の便だが、空港でチケットを受け取ることにしたため、出発の2時間前、すなわち0720までに成田へ行かなくてはならなくなった。早朝起きて向かっても決して不可能な距離ではないが、これから1週間のことを思うと初日からヘトヘトになりたくはないため、前日から空港近くのホテルに夫婦ともども宿泊。前日の夜、ホテルのレストランで離発着を繰り返す旅客機を眺めてすごす。つくづく莫迦夫婦である。
 翌朝、奥さんに見送られて(奥さんはこの日、仕事が休みなので、後から帰宅の予定)ホテルを出発。バスで空港へ向かう。ディパーチャーのカウンターに行くと、すでに同行者が待っていた。同行者は同業他社のN氏。私のちょうど10歳上で、同社の専務取締役。こっちゃ前週の金曜に課長になったばっか。でも実は今回の台湾行、企画というか発端は私のほうだったりする。
 ……と、ここまで書いて気がついた。つまらんな、この文章。もそっと面白くせんとな。
 台北国際空港に到着するも、来ているはずの迎えがいない。「お2人の名前を書いた紙を持った人物が待っている」はずなのだが…。あ、いた。でもこの人物、日本語が話せない。けどこっちの存在を確認すると、どんどん先へ行ってしまう。大丈夫か? 黒塗りの車に乗せられて空港を出発。台北市内までは1時間ほどかかる。途中、運転手の携帯が鳴る。何やら喋ったあと、運転手は後部座席に座っている私に着信した携帯をさしだす。出ろ、ということらしい。
「もしもし?」
「あ、台湾のCです」
 そりゃ台湾にいるんだから「台湾の」だろうよ。
「ども」
「その人は、日本で言うとハイヤーの運転手みたいなもので、日本語が話せません。ハハハ」
 ええ。知ってます。
「お二人にはこれから、ホテルにチェックインしてもらいます。たぶん1230過ぎにはホテルに着くでしょう。そこで休んでもらって、1330には私がホテルに迎えに行きます。そのまま取材に行きましょう」
「了解しました。ホテルで1330ですね」
「運転手の彼には、車を降りるときにサインだけしてやってください。お金を渡す必要はありません。チップもいらないネ。ハハハ」
 この人、妙なツボで「(笑)」をはさむ癖がある。

 ほどなくして、車はホテルに到着。言われた通りサインして車を帰す。ホテルを見上げて驚いた。これ、ホテルか?
「なんか政府の研修所みたいな感じかな」
とN氏が指摘する。なるほど「行政官」やら「研修」やらいう文字が読める。でもちゃんとホテルはホテルだ。フロントもある。ただし従業員に日本語は通じない。言葉が通じないと分かると、彼らは早口の英語をまくしたてる。おぅおぅおぅ、こちとら天下の日本人だぞ? 中学から大学を出るまで10年も英語を学んだってひとっことも喋れない国民をなめんなよ?(←やつあたり)
 まぁチェックインに問題はない。あらかじめC氏にとっておいてもらった予約番号を示すだけのことだ。しかし案内された部屋を眺めて驚いた。1つ、確かシングルと聞かされていたが、2人ともそれぞれダブルの部屋が用意されていたこと。これは後にC氏の「サービスね。ハハハ」と判明した。もう1つは……自室であっても禁煙であることだ。これが後の私に大変な試練を課すことになろうとは、このときは知る由もなかった。

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