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2005/08/06

「台湾」行②7月5日

 講演の日。朝0630に起床。朝食を済ませ、C氏が迎えに来てくれる約束の0830までにロビーに降りて待っていたが、例によっていっこうに来ない。N氏も「ずっと台湾時間につきあわされんのかねぇ。早く来てるこっちが莫迦みたいだな」と憮然としている。0845C氏着。「さぁ行きましょうか。ハハハ」。例によって謝ることなく、女性ドライバーの運転で農業委員會へ。昨日行った農糧署とは別の場所にある。
 講演会場に着いてみて驚いた。キャパは100人ほどだが、そのすべてにデスクとマイクがセットされていて、さながら国際会議場といった趣。しかし、何より驚かされたのは、演台上に掲げられた看板である。「〇〇先生」とある。うげ。はずかしー。いや、もちろん日本語の「先生」とは意味が違う(講師、程度の意味か)のは分かっているのだが、それにしたって「先生」はなかろう。その上に「策略研究会」とある。策略ってのも大仰だが、要するに情勢みたいな意味らしい。
 午前中はN氏、午後は私の順で、講演。1人当り1時間15分ずつ、休憩を挟んで2回の講演をこなす。日本の米穀状況を語るという内容。まぁ、とりあえず午前中は高みの見物をさせてもらおう。
 見ていて思ったのだが、問題になるのは通訳だ。同時通訳ではなく、ちょっと喋って通訳、ちょっと喋って通訳というリズム。しかもその通訳を担当したのが、C氏。いや、頭のいい人で、日本語の語彙も豊富なのだが、それだけにこちらの喋ったことをストレートには訳してくれていないらしい。かなりアレンジして訳している模様。よーし。
 間に入る休憩の際は、会場の外でティータイム。このくそ暑いのに冷たい飲み物が出ない。これまた台湾の特徴で、お腹を冷やさないように、暑いときこそ熱い飲み物を、ということらしい。どこ行っても同様だった。その代わり、といっては何だが、デザートは豊富。山盛り。んなに食えるかい。私にとっての朗報はただ1つ。ここには各フロアごと廊下の両端に喫煙所がある。助かった。ただしテラスに出なければならない。くそ暑い。涼しさをとるか喫煙をとるか。そりゃ喫煙をとるさ。

 午後から私の番。午前中のN氏の行状を見ているので、こちらもそれなりに対策は練ってある。講演ってやつは、いかに聞いている人を飽きさせないかにポイントがあるとオレは思っている。もちろんマジメでタメになる話をするのだが、緩急も必要で、間に(笑)を挟まなければ必ず飽きられる。ただ、C氏の通訳では、タイミングや間で笑える話をしても無駄だ。C氏が訳す際に絶対削れない、事実として面白い話を織り交ぜないといけない。一応、原稿は作ってあったのだが、アドリブを連発する。何度か(笑)をとることに成功。N氏のときと違って、寝てるやつも皆無。うむ。満足じゃ。
 そのためか、終了後の質疑応答では、N氏でなく私に質問が集中した。休むヒマもないな、畜生め。夕方には講演が終了。「さぁ、行きましょうか。ハハハ」とC氏。だからまだ陽が高いっつーに。
 本日はロシア料理屋。あのさー、気を遣ってくれるのはうれしいんだけど、こっちは台湾に来たんだからさー……。昨日の呑みに来ていたRさんが主催。Rさんは台湾でも五本の指に入る総合食品企業集団(グループ)の副総裁にして、複数の子会社の総経理(社長)を務める人。たまに日本語をしゃべる酒豪のおっさんである。この日も1人でウォッカを生でグイグイやっていた。うげげ。Rさんの上司、すなわち企業集団トップの秘書室長にあたるのがGさん。おひょいさんに似てるおじいちゃんで、この人は日本語ペラペラ。たぶん今まで会った人のなかで最も日本語がうまい。イントネーションがしっかりしてる。それからHさんという女性は、C氏の大学時代の同窓生だそうで、ってことは40代半ばのはずだが、どう見てもオレより下に見える。やはり食品会社の女性社長である。C氏とHさんが在籍していた大学というのは日本の大学。だから2人とも日本語が達者なわけだ。多少イントネーションに難はあるが。その点はGさんのほうが上だな。ほかにも何人かいたが、うち1人Y氏は日本人。食品貿易会社の社長さんだそうだ。
 それにしても禁煙のままロシア料理くってウォッカ呑まされて…。死ぬな、オレは。確実に。

 このロシア料理の店ってのに、「氷室」があるそうな。強化ガラスで仕切られたスペースで、中の温度はマイナス20度。防寒着を着込んで入る。中には氷で作られたバーカウンターがあって、数百種類のウォッカが並んでいる。そのうち最も強い、80度のウォッカを呑まされる。……が、なんともない。マイナス20度じゃあね。氷室の外に出ても別に酔うでもない。寒い国の人が酒つよいってのも分かる気がした。
 女性がいるんで、早めに引き上げましょう……って、もう2200じゃん! その後、酒豪R氏がもう一軒行こうと言い出す。C氏は子供を口実にこの時点でリタイア。我々とR氏と、何故かY氏が誘われる。R氏とY氏との間には、何やら上下関係があるようで、断れなかったみたい。でもY氏、実は翌早朝からシンガポールへ出張する予定。R氏曰く「だから何だ?」。うーむ(笑)
 なんとかいう女の子のいる店へ連れていかされる。まぁ日本で云うパブとかスナックとかいった類か。感心したのは、店の女の子がまず客の名前を聞いて、それを書き留めること。客を名前で呼びかける。なるほど。営業の基本だわなあ。
 ホテルに戻って就寝は2700。うーむ。明日(もう今日か)は早いのに。

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