« 台湾行③その4 | トップページ | 容疑者 室井慎次 »

2006/07/14

サマータイムマシン・ブルース

100

 3度目の台湾行の復りの便内(エバー航空)にて鑑賞。だからまぁ遅くなってからDVDで観た感じとさして変わらん。いろいろ作品はあったのだが、吹き替え版のある洋画にパッとしたのが見あたらず、邦画も新しいものがなかった。したがって約1年前公開の本作をチョイスすることに相成った。

 お莫迦な映画は大好きだ。

 監督は本広くん。なんでこういう手法を「OD2」でやらないかなあ。話の筋というか組み立て方は、要するにロバート・A・ハインラインの「夏への扉」(SF分かんない人には分かんないだろうけど、すんげー有名な作品である)だ。
 大学(とはとても思えんが)のSF研が舞台だけど、ちっともSFはしていない。夏休みのどうでもいい生活を切り取った話なんだが、実はそれが世界を引っ繰り返すような大事件になる……かもしんない、という話。主演はCXのアンフェアで犯人役を演ってた瑛太。相手役は「スウィングガールズ」の上野樹里。しかし、この2人は正直どうでも良い。瑛太を含むSF研の面々が面白すぎる。まず与座嘉秋はかつてのお笑いコンビ「ホームチーム」の片方。川岡大次郎はCXの「救命病棟24時」(地震がテーマのときだったやつ)で観たくらいかな。あとは舞台出身者ばかり。本広くんが舞台オタクなんだそうで、ムロツヨシと永野宗典はともに「交渉人 真下正義」にも出てくる。ここまでがSF研の面々で、その部室の奥が暗室になってて、そこにいるのが写真部。部員は2人だけで、1人が上野樹里。もう1人が真木よう子。この人も舞台出身。正直云って上野樹里より真木よう子のが遙かに美人なため、主演の瑛太が何で上野樹里のほうに魅かれてくのが意味不明。脇を固めるオトナの役者陣も曲者または舞台出身者ばかりを揃えていて、なかでも三上市朗はもはや本広組の常連と云っていい。知ってる人は知ってるが、「踊る」のなかでスタートレック(映画のファーストシリーズ)の銀河連邦の制服を着ている人だ。
 例によってこういう作品は、話を明らかにしてしまうと面白みも何もない。これから観るであろう人のためにナイショにしとくが、1つだけ云っておく。この作品の真の主役は、人間ではない。仮に主演賞をあげるとしたら、受け取るのは……エアコンのリモコンである。

|

« 台湾行③その4 | トップページ | 容疑者 室井慎次 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サマータイムマシン・ブルース:

« 台湾行③その4 | トップページ | 容疑者 室井慎次 »