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2006/07/09

台湾行③その1

 ……というわけで物語は「台湾行③」の前日、6月20日から始まる。
 この日、私は強引に仕事を前日までに終わらせ、休みをとっていた(爆)。
 昼近くまで寝ていて、奥さんと成田へ。空港からやや離れたホリデイ・インにチェックイン。前回の台湾行のときも泊まったホテルなのだが、珍しく朝食のバイキングがうまかったのだ(特に米が。これは重要なポイントである)。
 今回、チェックインしたら荷物を置いて、近所のコンビニへ夜中に呑む(であろう)ビールを買いに行く(すいませんね)。その後、ホテルに戻り、併設されているスポーツクラブへ。実はこのホテルのチケット、スポーツクラブの利用券も付属しているのだ。前回は時間がなくて使えなかったので、今回は堪能しようと。そもそもオレはスポーツクラブなるものに行ったことがない。どんなところやら。
 まずはマシンが置いてある部屋へ。何やら中近東あたりのおっさんが1人、ランニングマシンで黙々と走っている。それ以外に人影はない。オレは他の機械をいろいろ試したのだが、あんま面白くない。いや、何も面白さを求めてるわけではないのだが、なんつーか「くる」ものがないのだ。仕方なく中近東おっさんの隣でランニングマシンに乗る。走り始める。でもこれって……。要するに毎朝はしってんのと何が違うのよ? 5km走ったとこで飽きた。
 そういえば水分補給を忘れていた。小さい紙コップに水が入るウォータークーラーみたいな機械があったので、そこに向かうと、その機械の上に、どういうわけか水の入った紙コップが置いてある。はて? 何じゃ? と手にとると、いつの間にやら傍らの床で黙々と柔軟を繰り返していた中国人に「It's mine」と指摘され、ああ、そうなのって感じで手を引っ込め、自分のを新たに入れたのだが……おかしくないか? 他に人がいっぱいいるんだから、こんなとこに自分の紙コップを置いとくなよ。まったく中国人ってやつはジコチューなんだから…。これからの台湾行に漠然とした不安を抱えつつ、マシン部屋を後にする。ほんとは沢山紙コップに水を入れておいといてやろうかと思ったがやめた。
 次にプール。25m6コースくらいの広さ。プールサイドにジャグジーがある。マシン室も男女共有だったのだが野郎しかいなかった。ここはちゃんと女性もいる。うちの奥さんも。野郎でいたのはオレ以外には後から入ってきたおっさん(たぶん日本人)くらい。あとは女性ばかり。奥さん曰く、どっかの航空会社のCA連中ではないかとのことだった(野郎も)。というのも、オレや奥さんはそこのスポーツクラブから水着を借りたのだが、他の方々はいずれもオリジナルの水着。といって馴れている感じもないので、自分の水着を持って移動している人たちではないかという推理が成立するわけだ。
 プールは非常に良かった。1時間近く泳いでいたのだが、適度な全身運動になった。毎朝はしってるけど、それ以上にいいなあ。今後、検討せねば。
 本当は空港まで行って夕食をとろうかと思ってたが、疲れてしまったのでホテル内のレストランで夕食。ついでに夜中用に購入したビールも呑まずに寝てしまった。このビールは奥さんが自宅へ持って帰ることになる。

 翌21日。相変わらずうまい朝食をとってからチェックアウト。バスで空港へ。今回同行するのは同業他社のN氏。去年の今頃一緒に行ったほうのN氏。奥さんを帰してN氏と合流。同じ便だが座席は異なる。今回、あまりに緊急だったため、チケットは個別購入ということになったのである。帰りの便はN氏と異なる。
 ゲートをくぐって免税品店でおみやげを購入。オレはタバコも購入。セブンスターってのは、どういうわけか向こうの免税店になく、台北市内でもなかなか手に入りにくい(マイルドセブンが主流)。加えてタバコは7月から値上げになるので、買うなら今のうち。免税範囲ギリギリの2カートンだけ購入した。
 乗ったのは悪名高いEL(エアーニッポン)とBR(エバー航空)の共同運行便。機体そのものはEL仕様だったらしい。CAの大半が日本人だったし、機内設備、特にモニターが共同の大きなやつだった。したがって往きは映画を観ることもなく過ごす。機内食以外はほとんど爆睡していた。
 (現地時間で)正午過ぎ。台北空港に到着。迎えに来てくれたのは、昨年うかがった台南の精米卸売業者Rの社長の次男。いやもう申し訳ない。日本語わからないけどお互い顔しってるので。多少のトラブルがあったが待ち合わせ可。そのまま台北市内のホテルに送ってもらう。
 今回泊まるホテルは、前回、前々回とは異なる。というのも、これから行くイベントに国内外から人が来るため、日程がギリギリに決まったこともあって、台北市内のホテルがいっぱいだったのだ。といっても、実は今回のホテル、Cさんの事務所の近く。小さな小さなビジネスホテル(商務館という)だ。思い出したのだが、最初に仕事で台湾に行く前、奥さんと2人で下見にプライベートで台湾に行ったことがあった。そのときCさんの事務所の近くをウロウロしていて、このホテルの前まで来ていたのだ。「こんなとこにビジネスホテルがあるんだねー」と。そのホテルなのだが……Cさんが事前に珍しく「こんな小さなとこで申し訳ない」と恐縮していた。しかし、いや、申し訳ないくらいだが、オレにとってはパラダイスだね。だって……室内で喫煙可だからっ!!
 ホテルに荷物を置いて小休止。ネクタイを占めて約束の時刻にロビー(ったって小さな応接セットがあるだけだが)に降りていくと、そこにCさんがいた。実に(電話を除けば)昨年11月以来、半年ぶりの再会である。その前の9月にオレは台湾に行ってるが、11月にはCさん、来日していたのだ。
 N氏も降りてきて、軽く打ち合わせしてからCさんの車へ。前にも書いたが、Cさんは台湾政府の役人(それも結構な高官)で、運転手付きの自分の車を持っているのだ。台北市国際貿易センターに到着。日本で云えばビッグサイトってとこかな。隣に国際コンベンションセンターがあるところからすると、むしろメッセか。ここで台北国際食品展、台北国際食品機械・技術展、台北国際食品包装展が同時開催されている。ここに数時間いたかな。その後、台北市内を再び車で移動。向かった先は台北駅に近い金融街。ここに台湾政府肝いりのある店舗がある。といっても正式オープン前。7月中旬にオープンするそうな。でももうスタッフは揃っていて、台湾の若い娘3人組が(どういうわけか日本語で)「イラッシャイマシー」と声を揃える。なんだかなあ。本日の仕事はここまで(細かく書かないけどちゃんと仕事したのよ)。
 その後に向かった先は台北市内のレストラン。Cさんのセッティングらしく、そこにいたのは非常に興味深いメンバーだった。Cさんの上司にあたる2名はまぁ分かるとして、台湾最大の精米卸売業者の副社長。この人は女性で、ダンナが社長をやっている。2人とも去年の9月に会っており、ダンナのほうとは去年の10月、ある日本のイベントで再会している。もう1人は台湾の農業機械メーカーの役員。なんでこの人がいるかというと、最後の1人と関係がある。なんと、日本の農業機械メーカーの社長(当然日本人)Yさんだった。
 台湾に、日本のある精米機械を導入する。これがYさんの会社製。それの台湾代理店になるのが、台湾メーカーというわけだ。
 Y社長は若い。オレの3つ上。父親が長いこと社長をやっていて、ようやく今年5月に譲り受けた。といっても父親も引退したわけではなく、まだ代表権のある会長職についている。まぁ半分だけ譲ったというところか。Y社長はご挨拶に(台湾へ)うかがっただけと云うが、どうやらそれだけではなさそうだ。N氏と3人で、なんだか盛り上がってしまい、我々が台湾にいるうちに再会することを約束する。
 この日は、これで終了。ホテルまで送ってもらった。というのも、翌日が早いから。……となれば、普通なら仕事をするわけだが、日本語の分からないフロントに訊いたところ、このホテルにはLANサービスがないらしい。でも、何せなんていうホテルに泊まるのかすら云わずに出てきてしまったため(だって知らなかったんだもん)、いちおう緊急連絡先だけ日本側に伝えておかなければならない。FAXしようにも紙がない。普段メモ帳は持ち歩いても、ほとんどパソコンしか使わないためレポート用紙の類を持ち歩かない。以前歩き回っていたので近所の地理には詳しい。確かコンビニがあったはず。ネクタイをはずしてそこへ向かった。
 いくら行政関係の建物が近くても、夜中となると事情が違うらしい。コンビニへ向かう途中、万国共通の莫迦な若造どもがタムロしているのに出会ったが、まぁあんま問題はあるまい。コンビニで原稿用紙(しかなかった)とビールだけ購入。ビニール袋が有料なのは知っているので、そのままハダカで抱えてホテルへ戻……ろうとしたら、莫迦な若造に立ちふさがられた。
「通してくれんかな」
 日本語で云ってみると、ゲラゲラ笑われた。相手は3人。まぁ場合にもよるが、負ける数ではないのでこちらにも余裕がある。それに、どんな場合でも、笑われるのはあまり好きではない。とはいえ言葉が通じなければ、我が国の軍隊と同じ理念、すなわち専守防衛(やられるまではやらん)に徹するしかない。ほんとはケンカの王道からすれば、先制攻撃が最も効果的なんだが、まぁそうもいくまい。無視して通りすぎようとすると、またもや立ちふさがられ、よけるとまた同じ。
「いいかげんにしてくれんかな」
 やる気のない手が伸びてきたので、関節を逆にとって締めあげる。なんか騒ぐが知ったことか。3人のうちもう1人から再びやる気のない手が伸びてきたので、ひょいとよけて、締め上げてるやつをブンまわしてそいつの脚を引っかけてやる。面白いように転がった。残る1人がジーパンのケツのポケットから何やら光るもんを取り出して掲げてみせた。
 あ? 本気になっちゃっていいの?(←うれしい)

 ホテルの部屋に戻ると、すぐにドアをノックする音が。N氏だった。
「どっか呑みに行かない?」
「去年行ったマッサージとか?」
「さすがにそこまでの時間はないだろう。軽く一杯だよ」
「つきあいましょう」
 ホテルを出てタクシーをつかまえ、台北市内でも繁華街である林森南路へ向かう。車が動き出してすぐ、ホテルの近所にパトカーがとまってるのが目にとまる。N氏曰く「何かあったのかね?」
「さぁ?」

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コメント

なんのことやら?
後でここを読んだ奥さんに怒られましたけど。

投稿: Smith | 2006/07/16 21:11

で、本気になっちゃっていいの?←(うれしい)

の後はどうなったの???
光るモノってアレしかないよね。(--;)

無事だから飲みに行く話しがアップされてるのは分かるんだけど、若者はどうなった?

あ、最後のパトカーか。(爆)

投稿: やっぴゃん | 2006/07/14 00:33

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