« 台湾行③その1 | トップページ | 台湾行③その3 »

2006/07/10

台湾行③その2

 訂正する。このホテル、唯一の欠点があった。朝食だ。指定した時刻に部屋のドアが開く音が聞こえたので開けると、インド人(だと思う)が立っていて、朝食を「手渡された」。メニューは目玉焼きをはさんだ食パン(トーストしてない)と紙コップに入ったコーヒーだけ。オレは生まれて初めて朝食を「手渡された」よ。
 再びホテルのロビーでCさんと待ち合わせ。N氏も加わり、Cさんの車で空港へ。車中でCさんにこう訊かれる。「パスポートは持ってきたでしょうね? ハハハ」。はいはい、持ってきましたよ。去年みたいなメには会いたくないからね。台湾では、国内でも飛行機で移動する場合、パスポートが必要だ。去年はそれを知らずに置いてきて、えらいメにあった。しちあがって向かった先は、台北市内から1時間かかる国際空港(中正機場)ではなく、国内線だけの松山機場のほうだ。去年も乗ったやつ。ここから小さなジェット機(エバー航空の子会社である国内線)に乗って、台南へ向かう。
 台南空港の上空。滑走路の脇にいくつも小さな「山」が見える。山は大袈裟か。土がこんもりとなっているだけ。ただしその上に緑がはえている。近づいてみて正体が分かった。飛行機のハンガー(格納庫)だ。台湾の国内空港は、軍事空港と一緒になっていることが多い。日本で云えば三沢や小松みたいなもんだ。いったいどんな飛行機が入ってるのかと思ったが、上空からはハンガーのなかが一切みえない。うまく作ってある。飛行機がタッチダウン(滑走路への接地)した瞬間、チラッとだけ平行している1つのハンガーのなかだけが見える。間違いない。ファイティングファルコン(F-16)だ。結構な機体を使っている。そういえば以前Cさんに聴いた話を思い出した。
 台湾には徴兵義務がある。したがってCさんにも軍隊経験があるのだが、そこはエリート官僚であるから、はいつくばったりはせず、ある部隊の指揮官だったそうだ。これが……あんま詳細は書かないが、日本のある小説に登場した部隊なのだ。
 台南空港から車で台南市内へ。役所の出先でちょっと仕事。そこでCさんは一足先に台北へ戻り、我々はカタコトだけ日本語ができる精米卸売業者RのCEO(昨日、迎えに来てくれた人の父親)に案内され、彼の工場へ向かう。そこでもう1仕事。R社CEOに車で嘉義空港へ送ってもらい、そのままR社CEOと一緒に台北へ。今度は極東航空(現地の言葉では遠東航空)のレシプロ機。これがもう揺れる揺れる(笑) いったんホテルに寄ってから夕食場所へ。会場は……なんと台北リージェントだった。
 夕食を前に、明日うかがう会社の董事長(会長)さんと少し話をする。台湾肥料。もともとは専売公社みたいな存在だったのだが数年前に民営化。したがって現在でも台湾内で圧倒的なシェアを誇る肥料会社だ。董事長は前・行政院農業委員會主任委員、日本で云えば農林水産大臣。早い話が定番の天下り先の名誉職というわけだ。
 夕食になって、数人の日本人を紹介される。1人は去年も会った肥料会社のN社長。この会社は種を扱う事業もやっていて、日本原産の品種を台湾に持ち込み、そこで作付け日本へ逆輸入するというプロジェクトを仕切っている。台湾側の精米を担当しているのがR社CEOだ。台湾の米は玄米ではなく籾の形で流通するのが一般的なため、精米業者は産地に拠点を構えることが多い。R社も契約農家を抱えている。N社長の会社の特別顧問を務めているおっちゃんもいたが、この人はうちの会社の顧問でもあるのでどうでもいい。N社長が逆輸入する米を専門に扱う店舗を経営する会社の社長は43歳。なぜか僧籍を持っている。N社長と種苗事業で提携している会社の社長も43歳。この人とは後に日本で再会することになる。さらに別事業でN社長と提携しているF社の社長も43歳。台湾肥料の研究所のK所長も43歳。なんだかなあ。
 この日の夕食は早めに終わった。2軒目をN社長らに誘われたが、いや、こっちは明日の朝、早いのだ。ホテルへ戻る。
 しかし、もちろんそれでは終わらない。N氏「マッサージ行こうよ」。「去年行ったとこですか?」「そうだな。それが無難だろう」
 ホテルからタクシーをつかまえて林森南路へ。さすがにこの日はそれで終了。でも再びホテルに帰ってきて寝た頃には、日付が変わってかなりな時間が経っていた。

|

« 台湾行③その1 | トップページ | 台湾行③その3 »

コメント

いいっすよ。確か2000元(台湾ドル)で2時間。ともかく全身をマッサージしてくれる。この場合、ほんとに手足の先から首筋・頭まで。背中とお腹は温湿布。うつぶせになったときは例の台湾式で、足の裏から脚、背中にかけて踏まれる。オプションで重点的にやる箇所も指定できる。オレがやったのは足。確か300元だったかな。ほかに色々オプションがあるけど、最初に指定しなくても後から「営業」に来る。オレが行ったとことは変なボッタクリもないとこなので安心してられるし。一度はお薦めでふ。

投稿: Smith | 2006/07/16 21:43

マッサージ行こうよって前夜も言ってたよね?
台湾式マッサージってどんなのよー。知りたいわー。(^^)

投稿: やっぴゃん | 2006/07/14 00:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 台湾行③その2:

« 台湾行③その1 | トップページ | 台湾行③その3 »