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2006/08/30

X-MEN

49

 DVDにて鑑賞。だからオレの趣味じゃないってば。

 スパイダーマンと同じマーヴェル・コミックの1つが原作。当時は1960年代、アメリカでは人種差別に対する公民権運動が高まっていた時期で、故に原作はこの風潮を反映した作品になっている、らしい。見たことないんで知らん。
 社会から差別されたミュータント(超能力者)たち、人間に肩入れする側と叛逆する側と2種類あって、互いの反目が物語の筋。もちろん人間に肩入れする側がX-MENなわけだが、そのへんのところはあんま語られない。何でも最初から3部作を作る予定なんだそうで(最終作、ファイナルディシジョンが来月公開予定)、そこで語られるのかもしれない。であるとするなら、何せ掴みが大事なわけだから、いけいけどんどんな物語が展開されるかと思いきや、意外なほど静かな作品になっている。ちょっと肩すかしくわされちゃったかなあ。
 監督は「ユージュアル・サスペクツ」、「ゴールデンボーイ」のブライアン・シンガー。脚本はブライアン・シンガーとエグゼクティブ・プロデューサーのトム・デサントがベースを書き、新人デイビッド・ハイターが脚色。
 もともとミュータント(治癒能力が高い)だけど、さらに身体のなかに金属を埋め込まれ、握り拳から3本のかぎ爪を突き出して戦うヒゲ男にヒュー・ジャックマン。オーストラリア出身で本作がハリウッド・デビューというから、メル・ギブソンになるかポール・ホーガンになるか。X-MENのリーダーである「教授」役に、「新スタートレック」ピカード艦長のパトリック・スチュワート。サイコキネシスト兼保健の先生に「ゴールデン・アイ」のボンドガール、ファムケ・ヤンセン。原作の絵的には一番インパクトがある目からレーザー光線を出す男にTV出身のジェイムス・マーデン。「嵐を呼ぶ女」にハル・ベリー。悲劇のヒロイン少女に当時11歳のアンナ・パキン。
 人間に叛逆する側のミュータントのトップに「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイアン・マッケラン。2mを超す大男に元レスラーのタイラー・メイン。舌が伸びる伸びるカエル男に、スタントマン出身で「スターウォーズEPISODE1 ファントム・メナス」ダース・モール(顔に赤と黒を塗りたくってた人)のレイ・パーク。これぞミュータントに元スーパーモデルのレベッカ・ローミン・ステイモス。
 これだけのキャラクターを破綻なく説明し、なおかつ飽きさせちゃいけないわけだから、脚本には相当の力量が必要。正直云って成功してるとは言い難いが、最初から難しい挑戦だったので責めるのはよそう。暖かい心で見守ってやってほしい作品である。

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