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2006/08/04

シベリア超特急

 「マイ図書館」シリーズ最終回。したがってDVDにて、怖いモノみたさで鑑賞。云わずと知れた、トンデモ映画との誉れ高い作品である。ああ、ついに観てしまった。というか、観なければよかった。よくあるでしょ? マズいって評判のラーメン屋。マズいって分かってても、やっぱ一度は食べてみたいって思うじゃない? もちろん一度で十分だし、食べたらやっぱりマズかったってことになるのだが。

 始まって15分で鑑賞を放棄。こんなことは「T.R.Y. トライ」以来である。チャプター追っかけて、一応話の筋だけは把握した。「最後のどんでん返し」とやらも含めて。しかし、やはり鑑賞したことにはならないので、点数はつけない。むしろ冒頭15分だけでも鑑賞に耐えたオレを誰か褒めてくれ!

 知らない方のために云っておくと、「シベ超」とは映画評論家・水野晴朗がマイク水野の名で監督・原作・脚本・編集を担当する作品である。本人も(こっちは本名で)出演。第二次大戦直前、イルクーツクから満州へ向かうシベリア鉄道の車内を舞台にしたオリエント急行殺人事件と云えば、これだけでストーリーの説明は終わる。
 水野晴朗本人は伏線がどうとかほざいているわけだが、それ以前の問題である。もはや年寄りの手慰み、あるいは幼稚園の学芸会ですらもう少しマシなのではないか。こんなものを観るのは、カネをもらってでも拷問である。

 水野晴朗は山下大将の役。なるほど確かにちょっと風貌が似ている。これが演技らしい演技をしない。最後に自らやってる解説が最もいきいきとしている。主演はかたせ梨乃らしく、ほかに出演する日本人はみんな水野晴朗の弟子関係者ばかり。あとはガイジンだらけである。何がおかしいって、まずキャラクターの設定が精神分裂をおこしているし、カット割が変を通り越して不快ですらある。科白が聞き取れない。照明があたってない(ほんとよ)。カメラが揺れる(演出!?)。話に至っては……もぉ語りたくない。

 マズいラーメン屋に一度は行ってみたくなるドMな方にお薦めである。

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