« ウルトラマンメビウス第26話「明日への飛翔」 | トップページ | ウルトラマンメビウス第28話「コノミの宝物」 »

2006/10/20

ウルトラマンメビウス第27話「激闘の覇者」

 オープニングが変わった。ノスタルジックなナレーションに続く後の主題歌は2番だと思うが、バックの映像も少し改められた。多分ナレーションをつけた分の尺を確保するためだと思われるが、予告の後にあった「メビウス・ナビ」のコーナーがなくなった。時に27話。なるほど。折り返し点にさしかかったためのリニューアルというわけか。
 リニューアル第1弾にふさわしい監督を、と考えたかどうかは知らないが、映画版の監督を務めた小中和哉が初登場である。脚本は、これまで第15話「不死鳥の砦」と第21話「虚空の呼び声」という割と節目的な担当の多い谷崎あきら。期待するなというほうが難しい。
 前話で「超獣の侵入を半永久的に食い止めた」GUYS。しかしクロノームなど、ボガールとヤプールに起因する以外の怪獣出現も過去に例があった(ちゃんと言及するのが素晴らしい)。そこでマケット怪獣の強化をはかろう――というのは、その場でみんながわ勘違いしてくれた言い訳。実は複数のマケット候補を実験して報告書を書かなければいけないのだが、それを手伝ってほしかったトリヤマ補佐官。みんなに非難されるが、唯一のったのはもちろん怪獣博士である。そう、つまりこれは「ウルトラ・ファイト」のシミュレーションにあたる話というわけだ。もちろん折り返し点にあたって過去の話を振り返る総集編的な意味合いもある。
 実に巧みな構成と云える。
 さらに巧みなのは、単なる総集編にとどめることをせず、例によってマケット怪獣のカプセルをトリヤマ補佐官が落としちゃうもんだから、1分で消えるはずのプロトマケット怪獣ゼットンが、仮装戦場とはいえそのまま消えずに残り、しかも暴れ出すと、GUYSの基幹システムにダメージを与える――という、なんだか複雑な事情で大あわてになる。
 しかし……仮装戦場とはいえ「マケット怪獣メビウス」(どうやって収集したんだ?)をゼットンにぶつけるものの、かつてウルトラマンを倒したゼットンにかなうはずもなく、あえなくメビウスは倒れる。そこで、あの有名なシーンが再現されるわけだ。明らかに小中演出ノリノリである。
 もう1つ、ほんまもんのメビウスが仮装戦場に侵入することによって、初めてミクラス、ウィンダムとのトリオが実現し、マケット怪獣の存在とメビウス-GUYS間の共闘を確認しあうという……あれ? そこまでやるなら映画でやれよ。あ、ひょっとして映画でできなかったから穴埋め?

|

« ウルトラマンメビウス第26話「明日への飛翔」 | トップページ | ウルトラマンメビウス第28話「コノミの宝物」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ウルトラマンメビウス第27話「激闘の覇者」:

« ウルトラマンメビウス第26話「明日への飛翔」 | トップページ | ウルトラマンメビウス第28話「コノミの宝物」 »