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2007/02/04

TRICK 劇場版2

50

 見逃した作品をDVDでカバーしようシリーズ。

 いや、シリーズそのものが好きなんで、別にいいんだけど、力が入ってないっつーか。「踊る」の2作目を見たときほどの憤りは感じなかったね。ってことは、それほど思い入れもないっつーことか。

 美人だけど貧乳の売れないマジシャン(仲間由紀恵)とプライドが高くて通信教育空手の達人なくせに弱虫で巨根の大学教授(阿部寛)のコンビが、正義感ゼロでヅラの警視庁刑事(生瀬勝久)に邪魔されつつ超常現象事件のトリックを暴いていくコメディ。重きを置いているのはミステリー部分ではなくコメディ部分(悪ふざけとも云う)なので間違えないように。前作では一応、一通りのキャラクター紹介もあったのだが、本作ではかなり省いているので、初見の人は面食らうかもしれん。完全にシリーズ見てる人にだけ見せている作品。まぁコメディなのであんま気にする必要はない。

 敵役が、片平なぎさが教祖で上田耕一が助手のカルト教団。最初、デジャブー(専門用語で気のせいとも云う)に襲われたのは、あまりにも本作の直前にやったTVスペシャルと似てたから(TVスペシャルでは名取裕子+西村雅彦だった)。前作では、ちゃんと生瀬くんも野際陽子(仲間由紀恵の母親役)も大活躍して主演者の見せ場をさらっていくくらいの勢いがあって、それなりにTVシリーズの映画化っぽいことをやっていたのだが、本作ではこの2人、本編にほとんど絡んでこない。といって海外ロケに行くわけでもなく、すげー特撮を盛り込んでるわけでもない。力はいってないなー。

 1つだけ映画版ならではってところは、CGの多用。本作を是非みていただきたいのは、「いかにくだらない、無駄なCGの使い方ができるか」の見本を見られるからだ。いやもぉ、ほんとにくだらない。無駄。そういうの大好き(笑)

 本作オリジナルのキャラクターとして登場する堀北真希は、相変わらず安定した演技を見せてくれるのが収穫か。確か以前かいたと思うが、この娘、ニュートラルはちっとも映えないのに、役を与えられると生き生きして見える。しかもコメディすらちゃんと折り合いをつけてしまうのは「逆境ナイン」で証明した通り。本作でも、本人わかってるのかいないのか、タイミングばっちりな演技を披露している。ひょっとすると単なるテンネンなのかもしれんが。

 ギャグはいちいちとりあげないが、1つだけ。片平なぎさが手袋を口で噛んで引っ張って脱ぐシーンがある。今の30代前半より下くらいの人はギャグだとは気づかんだろうなあ。

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