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2007/03/24

轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊

 時の魔神クロノスによって、異次元の世界に飛ばされてしまったボウケンジャーの5人。1人残されたボウケンシルバーは、過去のスーパー戦隊30組のレッドの精神を全て受け継いでいるというアカレッド(なんちゅーネーミングだ)のアドバイスを受けて、「先輩」たちの助けを借りに行く。
 向かった先は、プロボクサーになっていたマジイエロー、演歌歌手から売れっ子歌手に出世していたハリケンブルー、ヤクザの事務所に潜入捜査していたデカウレイク、助けに行く前にダイノアースから電話を寄越したアバレブラック――といった面々。
 一方、クロノスはガジャ様を騙し、ゴーダムエンジンを備えて「3人の巫女」を復活させる。メーミィ、ツエツエ、フラビージョという脈絡のない面々。
 さらに異次元に飛ばされたボウケンジャー5人は、つながっていたマルデヨーナ世界に迷い込んでいたマジシャインと出会う…。

 まず映ちゃんがアカレッドから手渡されるのはスーパー戦隊住所録。本人も「住所録かよっ!」ってツッコんでたけど、そりゃないだろう。またそこからマジ金、ハリケン青、デカ白、アバレ黒をチョイスしちゃうボウケン銀ってどうよ? それからアスカさん、なにげに川で洗濯してるし、背中には「2人目」の子どもが…。

 ツッコミどこだけは満載である。

 戦隊シリーズでは毎年、新作との入れ替わり時期に、旧作とその前作との「VS」シリーズを東映Vシネ枠で制作するのが通例(撮影は映画と同時並行の前年夏)。今回、慣例を破ってVSスーパー戦隊としたのは、やはり30作目故だろう。以前にも「百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」(25作目)があった。
 こういう作品はまぁお祭りだからいいのだろうが、それにしても、それなりに練った設定を持ち込むものだが、本作はあまりにもそこがいい加減に過ぎる。アカレッドって誰よ? 声やってんのが古谷徹なもんだから、シャア専用かと思っちゃうじゃないか(あ、このネタはパクリです)。
 一応、勇気、正義、情熱といったテーマは申し訳程度に盛り込んであるものの、前面に出ているわけではない。

 渡辺かっちーの監督はいいとして、やっぱ問題は脚本だな。大和屋暁ってボウケンジャーのメインだろ? やっぱ最初っから最後まで冒険がテーマじゃダメってことがネックになったな。これならボウケンジャーVSマジレンジャーを観たかったな。

 唯一評価できるのがエンディングの曲。何と渡辺宙明作曲、ボーカルが串田アキラ、宮内タカユキ、MOJOのトリオという豪華版である。

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