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2007/04/04

ウルトラマンメビウス第50話「最終三部作Ⅲ・心からの言葉」

 エンペラ星人に消されてしまったヒカリ。リュウも消されてしまう。本シリーズ始まって以来のオープニングなし。リュウはヒカリと融合していたが、それでも苦戦する。もう変身する力など残っていないのに思わず変身してしまうメビウス。メビウスもヒカリも最初から赤いカラータイマー。エンペラ星人の腕の一振りで消されてしまうメビウス。ヒカリも力尽きる。「またなんも救えなかった」絶望に浸るGUYSクルーたちの耳に、遥か太陽軌道から声が届く。エース、ジャック、セブン、ウルトラマン。さらにレオ&アストラ、80、タロウも。光の国の戦士たちは、かつてのゾフィーのように、人知れず戦っていたのだ。太陽をスッポリ覆った黒点を、スペシウム光線で取り除いていく。「光」を取り戻すために。
「ミライが云っていた。最後まで諦めないのがウルトラマンだと」
 リュウの右腕に、ナイトブレスが現れる。それはウルトラマンキングに授けられたものだ(すげーな。このネタ、ヒカリ・サーガだぜ)。ヒカリがかつて云っていた。「きたるべき戦いに、ナイトブレスが必要になる」と。ナイトブレスが現れた右腕を差し出すリュウ。その上で、GUYSクルーたちが腕を重ねていくと、最後に光に包まれたミライくんの腕が重なり、さらにその腕にメビウスブレスが現れる。

 本シリーズ最大のテーマである「ウルトラマンと人間の共闘」は、「融合」へと昇華する。サコミズ隊長として最後の命令により、GUYSクルーすべてが融合し、メビウス最後のバージョンが登場する。
 監督・佐野智樹、特技監督・原口智生、脚本・赤星政尚は前話と全く同じメンツ。映画オリジナルバージョンのメビウスもあったが、たかがTVシリーズで最終回1回だけのためにバージョンを変えてくるとは…。なんと贅沢な特撮だろうか。ちょっとクウガの最終回を思い出してしまった。

 サコミズ隊長は、例のタケナカ最高評議会議長から預かったキーを取り出す。「ファイナル・メテオール」の解禁。そもそもウルトラマンの心に応えるために作られたメテオール、その最後のアイテムは、GUYSスペイシーに保管してあったスペシウムエネルギー増幅装置。メビウスとエンペラ星人の間に立ちふさがったファイナルメテオールは、メビウスが放つメビウスシュートを増幅し、エンペラ星人にぶつける。
 その姿を見ていたサコミズ隊長のもとに、田中秀一の声が届く。「今こそ君の力が必要だ」。

 ウルトラマンシリーズ始まって以来のゾフィーの変身シークエンス。くっそー。サコミズ隊長イコール、ゾフィー説を、最後に肯定しやがったか。

 M87光線とメビウスシュートを増幅したファイナルメテオールを食らったエンペラ星人は、徐々に光へとその姿を変えていく。
 ウルトラの父曰く「光あってこその闇、闇あってこその光」。ウルトラマンの存在を端的に語るその科白によって、エンペラ星人ですら光の一部へと「還して」いく。放たれ、飛び散っていく光のカケラは、「あの映像」の流用だ。

 すごい最終回にしたものだ。最後の最後で全てのテーマを語り尽くしてしまった。シリーズ通してのレビュウは別途。ただし一言だけ不満を述べておく。

 ……で、篠田三郎は?

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