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2007/05/23

そんな年

 先日、中学校時代の恩師が亡くなった。まだ60代だった。えらく人徳のある数学教師だったので、普通に葬儀を執ると大変な人数が集まってしまうことから、ほとんど身内だけの密葬で済ませたらしい。ところが実は同窓生がいま母校の事務局で働いているため、オレんとこには情報がまわってきた。別の同窓生を連絡をとって通夜にだけは顔を出しておいて、帰りがけに一杯やった。
 別に恩師の思い出話をするほど老けてはいない。なんてことはない、たわいない話に終始した。でも気がついたら午をまたいでいた。

 そういえば、これまた別の同窓生の姪っ子が数年前、ある凄惨な事件に巻き込まれて亡くなったことがあった。その同窓生は関西方面に住んでいたのだが、オレは数日経ってから偶然を装い、新幹線でそいつに会いに行った。でも、何を話すでもなかった。どうでもいい、たわいない話をして酒を呑んだ。えらくアルコールがすすんだことだけは憶えている。帰京したら、携帯ではなく自宅の固定電話にわざわざ留守電が吹き込んであった。たった一言だけ「ありがとう」と。どうもみえみえの行為はよろしくない。もっとも、そいつとは別にその後会うでもない。そんなんでいいと思っている。

 つい2日前、さらにまた別の同窓生の訃報に接した。脳血栓による突然死だそうだ。さして知っている仲でもなかったので、通夜にも葬儀にも顔を出さなかったが、心の中で頭だけは下げておいた。

 それにしても……そんな齢でもないんだがなあ。

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