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2007/06/27

台湾行⑤その4

 6月14日。今夜は再び違う宿に泊まるため、またもやゴロゴロいわしながらの移動。……かと思いきや、ちと違う。翌日が再び同じ宿に戻ってくるため、必要最低限の荷物だけ持って、スーツケースはホテルに預けておいては? というのがC氏のアイデア。なるほど。そりゃ確かにそうだ。

 まず向かった先は彰化縣(台中の近く)。ヒ(土へんに卑)頭郷にあるのは台湾最大手の米穀卸売業者。社長とは以前も会っているどころか、実は日本でも会っている。
 同じ彰化縣の二林鎮にあるもう1か所も、似たような規模の卸。名前は以前から何度も聞いていたが、実際に行くのは初めて。社長はオレより若い。まだ30代半ばだそうだ。
 本人がいないとこでのC氏曰く「社長は先代を継いだんですが、その先代っていうのが有名人でね。ともかく何人も愛人をかこってた、豪快な人だったそうです。ほら、そこ――」と指さした先には、豪邸がある。「あれも先代の社長が愛人のために買ってやった邸なんですがね、先代が亡くなった後、遺族が取り返そうとしたんですが、愛人パワーが強くて、結局奪われちゃったそうです」。なるほどねぇ。「だから今の社長は頑張ってますよ。マジメにね。正反対の性格だし。反面教師ってことですか。ハハハ」。
 近所に小学校があって、そこでは稲作が普通に授業として取り入れられてるんだそうな。
 これはもちつき風景。日本とちょっと違う。

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 稲刈りした後。真ん中にいる女性は校長先生。

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 結構本格的な田んぼで、農薬・化学肥料は一切使わず(いわゆる有機農法)、日本で云う「アイガモ農法」を取り入れている。
 小さい鴨を水田に放すと、うまいこと稲についた虫を食べてくれる。ただ、鴨が成長しちゃうと稲まで食べちゃうので、使う鴨は年に1回だけ。使い終わったら食べちゃって、翌年はまた別の鴨を仕入れることになる。
 これが、今年の役目が終わった死刑囚の方々。

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 子どもたちはこういう現実を知ってんのかね。ちなみに下は、鴨園の入り口。

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 ……知ってるような気がするなあ。ちなみに「終局」ってのは「ターミネーター」の訳だそうだ。
 ここの小学校で穫れたわずかばかりの米をブランドにして、二代目社長は高値で売ってんだそうな。さすが商魂たくましい。
 台中市内にある三越デパートで社長んとこの直売店舗も見学。デパートのフード・コートで軽く食事して終了。車が向かった先は……新幹線の台中駅だった。

 台湾では今年初め、ようやく新幹線が開業した。日本の新幹線車両をそのまんま採用したもの。台北から西海岸を通って南の左榮へ。さらに高雄まで延びる予定になっている。C氏はどうにも、これに乗せたくて今回のスケジュールを組んだものらしい。
 しかし台中駅は豪華な作り。外観はほとんど空港みたい。

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 駅のなかも空港みたいでしょ。

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 料金表と時刻表はこんな感じ。

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 ほんでもって新幹線到着~。

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 内部もそうなんだが、表示に多少漢字が多いことを除けば、当たり前なんだが日本の新幹線とほとんど違いがない。
 N氏とも「これで売り子が来たらビール買っちゃうよねえ」と話してたところ、ほんとに売り子がビール売りに来た。さすがに買うわけにいかず、ついついN氏と顔を見合わせて笑っちゃったよ。
 台中から台北まで700元だから、日本円にして2,000~2,500円くらいかな。時間は1時間ちょうど。安いわな。台湾国内の移動って飛行機が主体だから、これだけ安ければそりゃみんな新幹線に乗りたがるのも分かるわなあ。だから差別化する意味でも、あんま豪華な作りにしないほうがいいんだが、そこは国民性ってもんなんだろうな。

 台北では、やっぱり以前泊まったことのあるホテルに泊。実はこの時点でC氏とはお別れである。今回はC氏が同行しないケースが圧倒的に多い。まぁ異動して出世したんだから当たり前か。
 それから泊まったホテルなんだが、以前泊まったときとは外観が全く異なっている。なんつーか……ラブホみたい。オレが泊まった部屋は大した違いがなかったが、N氏が泊まった部屋は(後に訊いたところ)室内にミラーボールがあったそうな。

 この日、本当は台北の町に繰り出してもよかったんだが、翌朝がすんげー早いことを知っているので、早々に寝た。

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