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2008/01/04

仮面ライダー電王 第41~46話

 めんどいので、(演出が共通している)2話ずつまとめる。脚本はぜーんぶ小林靖子(いいんだか悪いんだか)。

第41話「キャンディ・スキャンダル」、第42話「想い出アップデート」 監督は石田秀範。OPはバージョンが変わるらしい。41話がモモちゃんバージョンで、42話がウラタロス・バージョン「いいね、いいね、スゴイね♪」。映像的にも「今日のハイライト」みたいな感じに変更になったのは、いよいよもって大ハナちゃん復帰を阻止しようという東映側の企みか? カイは未来への分岐点のカギである桜井を消そうとイマジンを過去に送り込んでいる。だから桜井は若い頃の自分である桐谷にゼロノスのカードとおデブを託してカイの企みを阻止しようとしている……? といった小難しい理屈はおいといて、今回はおデブちゃんの桐谷に対する愛情が暴走するお話。前話で、ほんの少しの間でも桐谷を忘れていたことにヘコんだおデブは、桐谷が寝てる間に桐谷の姿でキャンディを配りまくる。そのなかの1人が松本夏空(知らん)。で、この娘が桐谷に(正確に云うとおデブに)惚れ込んでしまうとゆー……。こういうロマンチック・コメディっぽい話って、本来小林靖子は得意なんだろうが、イマジンたちの際だつキャラクターがかえって阻害してるような気すらしてくる。一応細かいとこツッコんどくと、ゼロライナーあんのになんで桐谷たちが野宿してんのかとか、「シイタケ攻撃だー侑斗ーー」って、おデブはどんな夢みてんだか。あ、そうそう。仮面ライダー史上初じゃないかな。自分のバイクに轢かれる仮面ライダーって。

第43話「サムシング・ミッシング」、第44話「決意のシングルアクション」 監督の柴﨑貴行は本作初登場。前作(なんだっけ? 忘れちゃった)で監督デビューした東映の人だそうだ。何でも石田秀範や鈴村展弘の弟子筋にあたるんだとか。OPは43話がキンちゃんバージョン「えーやん、えーやん、スゴイやん♪」、44話がリュウタロス・バージョン「いーじゃん、いーじゃん、スゲーじゃん♪」……って、普通じゃん。ところで、AAAの1人がボルチモアの観光地で落書きしてきた事件って、やっぱOP変更に関係あんのかね? 少なくともこの事件なければ、響鬼んときみたく、紅白にイマジン来襲ってのもあったろうになあ。残念である。さて「世界の車窓から」オーナー曰く、「桜井侑斗を分岐点の鍵とするには疑問がある」とか。分岐点のカギが桜井ではないとすれば、桐谷がゼロノスに変身することで存在(まわりの記憶)を消費しても問題なくなる。けど、カイは桜井を狙い、桜井も逃げ回っている。そこで「桜井が姿を消した前後に何かがあったのではないか」との疑問が浮上してくる。オーナー曰く「桜井さん失踪は、良太郎くんしか証言していない」。44話の最後でカイが「思い出す」。「最初にこの時間に来た時から一つだけ抜け落ちてるものがある。野上良太郎、お前の記憶だ」。すまん(この時点では)さっぱり分からん。本編は、「自分たちの時間」を守ればモモちゃんたちもやがて消えるとカイに聞かされて激しく動揺する良太郎くんが、モモちゃんたちと仲違いするも、やっぱ仲直りする話。

第45話「甦る空白の一日」、第46話「今明かす愛と理(ことわり)」 監督は舞原賢三。良太郎くんのもとに「3個目の」懐中時計が送られてくる。差出人は自分自身。調べてみると、確かに自分が買って、「8月に」届けるよう頼んであったものが、今になってしまったんだとか。もちろん本人に記憶はない。どうやらオーナーの云う通り、確かに良太郎くんはごく短い期間の記憶をなくしている。確かめるには、まさしくその前後、すなわち2007年1月10日に行くしかない。しかしオーナーにも桐谷にも断られ、桐谷に至ってはやっぱ何か隠してる様子。そこへ現れたイマジンが飛んだ先が、まさしく2007年1月10日。手早く片づけた良太郎くん、迷わず桜井が失踪した湖へ向かうと……そこにいたのはカイと戦うゼロノス。変身を解いて現れたのは、桐谷ではなく桜井だった。これで自分たちの時間につながると狂喜乱舞するカイだったが、世界は再生されてしまった。つまり特異点である良太郎くんの存在が影響したわけだ。改めて良太郎くんの記憶を調べ始めるカイ。なに、ごく簡単なことだった。「分岐点のカギ」は、桜井ではなく、良太郎くんの姉、愛理だった。桜井はそれを隠すため、囮になっていたのだ。怒ったカイ、残りのイマジンを大量放出……って、脚本家が変わってもこの時期になるとやっぱ大量出現なのか。

 ようやく話が見えてきた。

 東映の公式サイトにちょうどいい図があったんで拝借する。無断なので問題あったら云ってきてくださいな。ただちに削除しますから。

070110

 本来の時間の流れが①。そこへ、イマジンたちを引き連れたカイが現れ、時間の流れを引き裂いて、自分たちの未来へつなげようと画策する。何らかの理由でそのことを知り、ゼロノスのカードを手に入れた桜井は、たった1人でカイらと戦うことを決意する。しかし善戦むなしく桜井は敗れ、2007年1月10日の湖を中心に、カイは全世界を破壊しつくすことに成功する。これが②だ。ところが時間は、何事もなかったかのように流れていく。何故なら特異点である良太郎が存在していたから。2007年の1月10日(良太郎の記憶がない)はともかく、1月11日や1月12日といった、良太郎がすでに存在していた時間に限っては、たとえその過去が改竄されても、時間は自動的に修復されていく。ただし、あくまで良太郎の記憶に従ってだが。これが③。したがって、本来の時間の流れ(①)とはほんの少し(良太郎の記憶によって)異なるものの、「接ぎ木された時間」(④)が流れていく。これが本作の時間の流れになる。
 その後、たった一人で未来を守ろうとする姿に心打たれ、カイを裏切って桜井に味方したのがデネブ。桜井は、自分を分岐点のカギと誤解したカイを引きつけるため過去の時間を逃げ回り、一方で19歳の自分にゼロノスのカードとデネブを託す。ちなみに桜井は特異点ではないため、時間からの干渉を受けるが、ゼロノスのカードで修正が可能(ただし復活まで時間がかかる)。一方、実は分岐点のカギだった愛理は、最初から全てを知っていたことになる。だがカイの1月10日の破壊によって、記憶をなくしてしまう。自動修復された後の世界でも記憶がないのは、良太郎に1月10日の記憶がないから。
 ということは、良太郎の失われた記憶には、愛理が分岐点のカギであることを知っていた過去があるはず。そもそも分岐点のカギとは何で、愛理が何故カギになっているのか。

 あーもーめんどくさーい。

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