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2008/01/20

獣拳戦隊ゲキレンジャー 修行その46「ギャワギャワの記憶」

 考えてみれば、かつて激獣拳の開祖、ブルーサ・イーのもと、本来仲が良かったはずの十拳聖だったはずだが、うち1人、マクをそそのかしたのは、ロンだった。マクはカタとラゲクを伴って三拳魔を名乗り、臨獣殿を興すことになる。残る七拳聖はやむなく人間の姿を捨て、不老の呪いを受けるが、激臨の大乱の果て、三拳魔を封印することに成功する。
 その後。「この子には千年に1人の幻獣王となる素質がある」――ロンが最初に目を付けた相手は幼いリオだった。もちろん幻獣王には、才能だけではなれない。拳を向上させる努力もだが、最終的に全ての「執着」を捨て去らなければならない。最初の執着であるリオの「家族」を、まずロンは消し去ってみせる。そこへ、ロンの怪しげな気を探るべく通りかかったシャーフーが、家族を殺され、呆然と立ちつくし、幼いながら自らに強くならねばならない義務感を生じさせたリオを見つけることになる。
 リオはシャーフーに育てられ、当然の如く、激獣拳に学んでいくことになる。シャーフーのもと、集った弟子たちは、ダンを筆頭に、リオ、ミキ、ゴウの第2世代トライアングル。ダンに燃やすリオのライバル心を、ロンは再び利用する。あらかじめダンを闇討ちにしておいて弱らせ、リオを勝たせる――その目論みが成功したばかりか、ダンの復讐心を自らの子、ジャンに託す――託させることにも成功する。
 ロンの計画は気長で慎重だ。目撃者を抹殺すべく、ダンの妻をも自ら手にかける。妻はすんでのところで息子ジャンの脱出だけは成功する。激流に呑み込まれたジャンを見て、ロンは追撃を諦めるが、ダンたちが住んでいた村は、証拠隠滅のため全て消し去ってしまう。
 現代。三拳魔の封印を解くカギである腕輪の存在を知ったシャーフーは、もはや最後の生き残りの弟子となっていたミキに、その捜索を依頼する。その途中、ダンがかつて住んでいた村のすぐ近くで、奇跡的に生き延び、野生児と化していたジャンに出逢い、激獣拳に勧誘する。一方、腕輪は、新生・臨獣殿の当主を名乗るリオによって奪われてしまう。
 リオは、メレをはじめかつて激臨の大乱に参戦した臨獣たちを次々に甦らせる一方、腕輪その他のガジェットを集めることで、三拳魔の復活を画策する。一方、激獣拳側は、シャーフーのもと第3世代トライアングルが企図されていた。ランとレツ。そこへミキが勧誘してきたジャンが加わり、ゲキレンジャーが発足する。
 ジャンら激獣拳側は、修行を繰り返すことで徐々に高みへとのぼっていく。その1つがカゲキの習得。また第2世代トライアングルの最後の生き残りであるゴウ(レツの兄)、ブルーサ・イーと同じ型を習得したケンが加わり、ゲキレンジャーは5人となる。臨獣殿側も高みへとのぼる。まず復活した三拳魔に教えを乞うたリオが高みへのぼりつめるが、中心人物であるマクが反乱。そこを現代に初めて現れたロンが暗躍し、結果的に三拳魔を排除、リオを幻獣王となるようそそのかすことに成功する。
 幻獣王となるには、最終的に全ての「執着」を捨て去らなければならない。かつてのダンの復讐心を利用したロンは、ついにジャンとリオを争わせ、最後の執着を断ち切ることに成功、いったんリオは幻獣王となるものの、再びもとの姿に戻ってしまう。リオの最後の執着とは、誰あろう、メレだった。

 ロンは、最初から画策していた。リオから家族を奪い、師弟を奪い、友情を奪い、好敵手に敗北することで執着をも奪った。ジャンは家族を奪われ、ゴウは時間を奪われた。そもそも激獣拳の分裂、臨獣拳の誕生をも、ロンの画策によるものだった。理由は――「単なるヒマつぶし」。

 うをーーーーー。なんかクウガっぽいぜ。

 ……と、こんだけ重要な話、メインライターは永眠中。まぁいいけど。監督が(デカレン最終回を撮ったというだけで)巨匠の竹本昇、脚本が(正真正銘)巨匠の荒川稔久だから文句ないっス。

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