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2008/01/11

自虐の詩

 知り合いに鑑賞券をもらって渋谷シネクイントにて鑑賞。初めて行ったが二度と行くもんか。パルコのなかにあるんだが全館禁煙だわ、最終回に行ったら次がおたっきー映画の先行上映だったもんだからロビー中にオタク臭がするわ。1人あまりにもフザけたオタクがいたので、奥さんがトイレ行ってる間ボコボコにしたった。(ナイショよ?)

 業田良家の原作漫画を堤幸彦が監督、と聴いただけで、「ははーん」と耐性ができていたため、くじけずに済んだ。堤幸彦の性癖なら熟知している。すげーマジメなテーマを描く際、照れ隠しにギャグやアクションを入れるというのはよくある話だが、堤幸彦の場合、そのハードルが高い(あるいは低い)。端的に云って、悪ふざけが過ぎるのである。本作でもそれは同様だ。

 大阪・通天閣のふもとの下町を舞台に、イサオ(阿倍寛)と幸江(中谷美紀)の夫婦と、彼らをとりまく人々を描いたスラプスティク。ただし後半、イサオと幸江の過去の話(主に気仙沼が舞台)になると、今度は泣かせに入る。

 里中静流(プロデューサー植田博樹のペンネーム。『恋愛寫眞』のヒロイン名から)とTV出身の関えり香による共同脚本。その他のスタッフは堤組の常連ばかり。

 阿倍寛は「トリック」、中谷美紀は「ケイゾク」で、それぞれ堤幸彦のオチャラケには馴れているので問題なかろう。まわりのキャスティングがこれまた莫迦ばかしい。隣人のオバちゃんにカルーセル麻紀、幸江が勤めるラーメン屋の主人に遠藤憲雄、愛人(名取裕子)に貢ぐため銀行強盗を働く幸江の父に西田敏行、イサオにヤクザ復帰を薦める組長に竜雷太などなど。

 特に幸江の少女時代の話は出色だし、その頃の親友・熊本さんの成長後のキャスティングにもブットんだが、キチンと泣けないのはやはり堤幸彦故であろう。

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