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2008/05/27

シドニー・ポラック死去

 初めて観たとき、ずいぶんしゃれた監督もいたもんだなあという印象を持った。よく考えてみればそれも当然だ。もともと俳優としてスタートしていたんだから。ともあれシドニー・ポラックといえば、やはり映画監督のイメージが強い。
 世間的には「追憶」のイメージが強いようだが、オレが最初に衝撃を受けたのは「ザ・ヤクザ」だった。断っておくがケン・タカクラが出てたから、とかいうのではない。ずっとシドニー・ルメットと混同していて、「それにしては」という感想を持ったからだ。誤解が完全に払拭されたのは「トッツィー」からか。その後、オスカーを獲る直前の「愛と哀しみの果て」に失望(原作があれだけおもしろいのに)し、「ザ・ファーム/法律事務所」で盛り返した感じかな。安定感ではなく、浮き沈みの激しいアイデアマンという印象。最近では「麗しのサブリナ」をリメイクしてみせ、監督としての遺作は「ザ・インタープリター」となった。最後が浮き沈みの「沈み」だったのはちと残念。
 典型的なユダヤ人(ただしロシア系)で、ミドルネームはアーウィン。26日、73歳で死去した。

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