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2008/06/18

アフタースクール

 6月1日の映画の日、シネカノン有楽町2丁目にて鑑賞。この日、3本みたうちの最後。最後にしてようやく平穏な鑑賞環境を得られたが、考えてみればこれが普通なんだ。
 劇場のシネカノン有楽町とは、いわゆる小型のシネコン。「1丁目」がビックカメラと同じビルに入っていて、「2丁目」はイトシア(丸井)に入っている。2丁目のハコは2つ。同時上映本数が4本だったから、たぶん時間帯で区切ってるんだと思う。キャパは63しかなかった(もう1つのハコは162)。かなり狭いが、でも座席のゆったり感はある。明らかに客の態度でどうとでも鑑賞環境が左右される劇場。PAはかなり良い。ロビー(らしきもの)がかなり狭いのでよほど回転数をあげないと不便に感じそう。喫煙者は人間扱いしていない。間違いなく子ども向け映画なんかかけちゃいけない劇場とみた。

 先に云っておく。今んとこオレにとって今年の邦画ベストワンだ。もちろん翌週に抜かれることを前提にしている(笑)

 あんまり内容を多くは書けない。なんでかというと、ほとんど役名を書いただけでネタばれになっちゃうから。監督・脚本の内田けんじなる人物をオレは知らなかったが、「運命じゃない人」でカンヌに出た人と聞いて得心がいった。
 ともかくこれ、驚くほど脚本が緻密にできている。これだけ複雑なプロットなのに破綻が一切ない(かのように見える)のがすごい。ともかくものすごく細かいところまで説明してくれる。最後のほうなんて、説明そのものがオチになってたりして。
 悪く云えば客を信じていないのだが、放ったらかしにしちゃう井上なんとかいう脚本家に比べればナンボかマシというものである。
 キャスティングもいちいちウマい。ことに主役(ほんとよ)の大泉洋が素晴らしい。あんまりほめると増長しちゃうんでこのへんにしとくが、生まれて初めてオレは大泉洋をほめたい。
 おもしろかったから、というより、複雑なプロットを確認するためだけに、DVDを買いたい。パンフレットにシナリオが丸ごと採録されているのだが、何と袋とじになっている。なんだそりゃ。

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