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2008/10/28

大決戦!超ウルトラ8兄弟

 9月24日、品川プリンスシネマにて鑑賞。いやもぉ、子供連れしか来てないもんだから、夫婦2人連れってのは目立つ目立つ。お子ちゃまたちばっかでうるさかったら嫌だなーと思ってたんだが、意外にも(上映中は)静かだったんで助かった。なにかね、有楽町と品川じゃ客層ちがうんかね?

 昭和からウルトラマン、セブン、ジャック(新マン、帰ってきたウルトラマン)、エース、平成からティガ、ダイナ、ガイア、メビウスが登場、それぞれのヒロイン(特に海外在住者や俳優退職者も含めて)も満遍なく登場するという豪華版。要は、前作で叶わなかったことをテンコ盛りにしたんだろうが、残念ながらそれだけで終わってしまっている。脚本の長谷川圭一は「お祭り騒ぎ」と述べているが、だからって物語をないがしろにしていいということにはならない。そこが非常に残念でならない。多少話は荒削りでもいいから、せめてメッセージ性は明確に出してほしかった。この点でも前作に軍配があがるのではなかろうか。

 話は、パラレルワールドになってる点は、もはや仕方ない。何せ異なる3つの世界観を1つにしようってんだから、確かに他に手はなかったかもしれない。1つにするにあたって長谷川圭一は、よりによって第4の世界、すなわち現実のこの社会を舞台に選んだ。つまりウルトラマンがフィクションにすぎない世界だ。これなら、よその世界観を平等に扱うことができるというわけか。残念ながら効果的に失敗しているが。
 この手法、すでにティガ、ダイナ、ガイアの共演映画の際に一度つかわれているし、「ウルトラセブンX」のオチがまさにこれだった。

 他の手法はなかったものか。

 せめて、それぞれの世界観を引きずっててくれないと、感情移入しづらい。「ハヤタはハヤタでもあのハヤタにあらず」は、ちと苦しいのだ。もちろん懐かしさはある。ナレーターが石坂浩二だったり、「万城目」の役名で佐原健二が登場したりといったあたりはマニア受けするだろうな。平成組からもチラチラいろんなとこに出てくる。それは結構なのだが、そういう遊び・お祭りは、屋台骨がしっかりしていて初めて生きてくるものではないのか。

 非常に残念な作品。

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