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2009/05/21

K-20 怪人二十面相・伝

 年明け1月。前売り券を購入したにもかかわらず足を運んでいなかった作品を固めて観ることに。この日は有楽町で3作品をまとめ観した。先に云っておく。3タコであった。

 本作を観たのは有楽町マリオン内のどっか。朝早く、最初の回だったはず。

 いや、こちらの期待度が高すぎたんだよ。そうだよ。
 まさかこんなテンポの悪いシャシンだと思わなかったもんでさ。

 北村想の原作は未見だが、聴いた限りじゃ面白そうだった。やはり監督・脚本の佐藤嗣麻子に問題があったと云わざるをえない。映画の世界では「エコエコアザラク」、TVでは金田一耕助シリーズの脚本を手がけてるそうだから、怪奇・ミステリー好きなのかね。「アンフェア the movie」の脚本家を聴いて得心。そりゃグダグダになるわけだ。

 そもそも舞台を「第二次大戦が回避された架空の昭和20年代」に設定する意味が分からん。軍隊が威張り華族が特権を貪る様を批判したって何のテーマ性も浮かび上がってこない。メカやら小道具やらを使いたかった? なら舞台は現実の大正時代でも何の不都合もあるまい。

 加えて、なぜ主役に金城武を据える? 芝居できないことを売りにしてる素人じゃシャシンにならんだろ。

 きっと原作はおもしろいんだろう。二十面相の正体にしても、あれじゃ事前に分かっちゃうよ。もっと自然に隠す演出っていうかストーリテリングってもんがあるだろう。……だんだん徒労を感じてきた。

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