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2009/05/13

NEXT-ネクスト-

 レンタルDVDにて鑑賞。原題は「NEXT」。

 ニコラス・ケイジ主演作が続いているのは偶然である。別にファンでも何でもない。というか、基本ゲーハーだめだし。特に勘違いしてるゲーハーは。どれくらい勘違いしてるかというと、最近の山田孝之くらい勘違いしてるっぽい。

 それはともかく、オレが本作を見たかったのは、原作がフィリップ・K・ディック「ゴールデン・マン」だから。ディック作品は「ブレードランナー」、「トータル・リコール」、「スクリーマーズ」、「マイノリティ・レポート」と映画化されてはいるが、残念ながら原作のテイストを活かしきれている作品は皆無。そりゃそうだ。後年クルクルパーんなっちゃって死んだ人の作品なんて映画化しようがあるまい? したがって過去どのディック原作作品も、最初から原作をまんま活かすことを諦め、原作からモチーフだけ頂戴する手法をとっている(『スクリーマーズ』だけ例外)。本作も例外ではなく、「Based upon a novel "THE GOLDENMAN" by Philip Kindred Dick」などと記されても「間違いだ!」と叫びたくなる。

 本作では原作の「2分先の未来が見える男」というモチーフだけを採用している。

 このアプローチを3人の脚本家の罪にきせるわけにはいかない。何故ならこの決断は、脚本依頼の前提としてすでに決まっていたからだ。誰が決めたかって? 製作も兼ねたゲーハーさ。

 しかし、そこは「007 ダイ・アナザー・デイ」リー・タマホリ監督作である。さすがに単なるおねむな作品にはしなかった。ことにテンポの良さは最高だ。最近では冗長な作品が多いなかにあって、わずか96分にまとめた点も高評価に値しよう。最高と云えばお久しぶりジュリアン・ムーアは相変わらずかわいい。ジョディ・フォスターの後を襲ってクラリス・スターリング役を勝ち獲っただけのことはある。

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