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2009/06/05

ONEOUTS

 去年の10月から今年の3月まで2クールにまたがって放送されたアニメーション。原作は甲斐谷忍による同名の漫画。オレはビージャン(ビジネス・ジャンプ)連載当時にチラ見していた程度で、単行本をまとめて読んだことはない。妙なもんで甲斐谷忍作品としては後発の「ライヤーゲーム」のほうが先にドラマ化(実写)されている。

 一言で云えばプロ野球版コンゲーム。努力と根性はどこへやら、主に駆け引きや頭脳戦で展開される野球、という作りになっている。主人公・渡久地東亜がともかく悪党で、ところがプロ野球の世界にも負けず劣らず悪党が跋扈しているという設定になっているもんだから、ともかく飽きさせない。昔のスポ根アニメの世界では考えられない状況で、だからこそ深夜枠なのか?
 もっともこの枠、「闘牌伝説アカギ」、「逆境無頼カイジ」に次ぐ本作を、日テレが勝手に「三部作」と名づけており、3作とも主人公の声を萩原聖人が演じている点で共通している。前2作と原作が違うのに、ムリヤリ……と思っていたら、甲斐谷忍は本作の企画を編集部に持ち込む際「野球版アカギ」と説明していたそうだから、あながちムチャな括りとも云えないか。

 ただ、こういう話の展開なら、何もアニメじゃなくても……とは思う。「ライヤーゲーム」の例もあることだし、実写ドラマのほうがよかったんじゃないか。しかも本作、だいたい原作の半分くらいの時点で終わってしまっているのである。続編と並行して是非実写化も志向していただきたい。もっともこの枠では今年、すでに「カイジ」の続編制作が決定しているそうな。

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