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2009/06/12

海と毒薬

 CS放送を録画して鑑賞。

 実は初見である。原作は何度も読んだが、よもやこんな作品になっていようとは。

 第二次大戦末期、撃墜されたB-29の搭乗員、すなわち米軍捕虜を生きたまま人体実験する医師の葛藤を描いた話。……のはずなんだが、本作では人体実験を云わばクライマックスに持ってきて、そこへ行き着くまでは主人公の2人の医大生の日常と苦悩を描き続ける。この構成がどうにもよく分からん。しかも筋立ては、戦後GHQによる尋問から回想する体裁をとっている。これまた無意味な積み重ね方に見える。

 2人の主人公に奥田瑛二と渡辺謙。何しろ30年も前の作品なので、演技などと呼べるシロモノではない。上司の医者に田村高廣と成田三樹夫。このへんは安定している。看護婦に岸田今日子と根岸季衣。ここらは出てくるだけでコワい。尋問するGHQの将校(?)に岡田眞澄って、それじゃコントだよ。

 監督・脚本が熊井啓と聞いて期待したオレが莫迦だったのか?

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