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2009/06/21

ターミネーター3

 原題は「Terminator 3: Rise of the Machines」。6月7日、CSを録画して鑑賞。この頃、地上波でも同じようにやってたのは、やはり「4」公開直前だったからか。いや、オレ確か劇場で観てるんだけど、改めて観ると内容ほとんど憶えてなかった。ただ、ラストがどうにも陰々滅々としていたことだけ憶えていた。

 ええと、本作の成立過程はかなり複雑だ。もともと生みの親であり「1」と「2」の監督でもあるジェームズ・キャメロンは、「3」制作に反対の立場だったらしいのだが、主役アーノルド・シュワルツェネガーがノリ気だったし、何より映画会社側としてはドル箱作品を作らない理由がない。ということで制作されたのが本作なのだが、故に監督ジョナサン・モストウ、脚本ジョン・ブランカート&マイケル・フェリス、音楽マルコ・ベルトラミと、前作までとは全く異なるスタッフとなった。話としても、「2」から「3」の割につながっていない箇所がいくつもある。その後、「2」と「4」の間をつなぐ作品としてTVシリーズ「サラ・コナー クロニクルズ」が制作されるに至り、本作は一時スピンオフ的作品との位置づけになったのだが、「4」の監督が「今までとつながっていない、独立したターミネーター」を公言したものだから、「1」と「2」は連続、「サラ・コナー クロニクルズ」と「3」と「4」はそれぞれ別の話、という、何とも妙な決着をみている。

 まぁそれも仕方ない。本作の場合、例えばジョン・コナーがエドワード・ファーロングからニック・スタールへ変更となったのは、エドワード・ファーロングの麻薬問題があったから仕方ないとしても、3作連続して出演してきたシュワちゃんにしても、実はそれぞれ別の個体(型式番号が微妙に違う)という設定だから、つながってないのも仕方ない。面白いことに3作連続して出演し、役としても整合性がとれている唯一の人物は、ドクター・シルバーマン(アール・ボーエン)だけということになる。ちなみに本作は、どうせ「2」と整合性がとれてないんだから、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が出てきてもよさそうなもんだが、本人が出演を拒否したんだとか。

 本作ではほかに、初の女性ターミネーター(時代的な流れからすると『サラ・コナー クロニクルズ』の女性ターミネーターのほうが前なのだが、独立してる話だし実際の制作年度が前ということで)にクリスタナ・ローケン。ジョン・コナーの未来の妻にクレア・デーンズ。

 ……で、観てみたらやっぱ救いがなかった。だって「ようやく希望が戻った」っていう「2」のラストを真っ向から否定し、そのまんま終わっちゃうんだもん。

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