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2012/02/21

20世紀少年


 2年前から順行篇。ただし前後してるはず。

 「2年前から順行篇」をアップするにあたって、莫迦な話だが自ら本欄を読み返した。カブりがあっちゃいかんと思って。すると本作については、「第1章 終わりの始まり」と「第2章 最後の希望」を対象とした記述があった。では今回は「最終章 ぼくらの旗」を対象とした記述かというと、そうではない。総体を対象に記述してみたい。

 まず3作目は、2作目で凹んだオレをどれほど立ち直らせてくれたことか。最後のほうがかなり冗長なきらいはあるが、浦沢直樹の原作とは異なるラストを(しかも本人が)用意するあたりも含め、救われた思いがした。
 そもそも本作の映画化が決まった際、「監督・堤幸彦」の名を聞いたときのオレの衝撃は計り知れない。「台無しじゃねぇか」と思ったものだ。ベースの脚本に長崎尚志や福田靖が参加し、浦沢直樹自身が1作目と3作目で参加していることもあるが、堤くんのいつもの悪ふざけがほとんど見えない。にもかかわらずペーソスは効いている。いいね。

 キャスティングが、明らかに原作の「絵」に似た役者をチョイスしている点はともかく、平愛梨の起用は奇跡的だ。その後、地味ではあるが活躍してるのを観ると、おぢさんちょいと泣けてくるぜ。

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