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2012/02/17

スタートレック エンタープライズ

 2年前から順行篇。ただし前後してるはず。

 1960年代の「スタートレック」(日本では『宇宙大作戦』)に端を発するTVシリーズは、第1シリーズが23世紀を舞台としていたのに対し、第2~第4シリーズは24世紀が舞台。今のところ最新作にあたる本第5シリーズは、第1シリーズ以前、22世紀が舞台にとなっている。

 第1シリーズに登場した主役船はエンタープライズ(コンスティチューション級NCC-1701)。映画版の第3作で大破し、第4作で同型艦ながら「NCC-1701-A」に生まれ変わった。第2シリーズの主役艦も同じエンタープライズだが、ギャラクシー級NCC-1071-D、いわゆる「D型エンタープライズ」(エクセルシオール級NCC-1701-Bは映画版第7作の冒頭に登場。アンバサダー級NCC-1701-Cは第2シリーズのパラレルワールドで登場)。しかしこれも映画第7作のラストで大破し、第8作~第10作の間は、またもやエンタープライズの名を冠されながら、新装なった「E型エンタープライズ」(ソヴェリン級NCC-1701-E)となった。第3シリーズは宇宙ステーションDS9が舞台だが、1話目にD型エンタープライズが登場するのと、シリーズ途中から専属艦「ディファイアント」(ディファイアント級NX-74205)が登場する。また第4シリーズの主役艦もエンタープライズではなく、タイトルにもあるヴォイジャー(イントレピッド級NCC-74656)だ。
 本作は第1TVシリーズの約100年前を描いていながら、登場するのはタイトルの通り、やはり「エンタープライズ」。ただし登録番号は「NX-01」。NXは開発ナンバーの意味だから、云わばNX級一番艦がこの船だ。

 そう、本作は惑星連邦も宇宙艦隊もない、まだ地球がよちよち歩きだった頃のエンタープライズの活躍を描く物語なのである。全4シーズン98話。

 地球人のファースト・コンタクトの相手はヴァルカン人(このあたりは映画版第8作に詳しい)。地球の技術力の発展は、そのヴァルカン人の厳しい監視下に置かれ、長らく深宇宙探査を許されなかった。ワープエンジンの開発者を父に持つジョナサン・アーチャーは、人類が初めて遭遇したクリンゴン人の事件をきっかけに、半ば強引にエンタープライズの出奔を許可させ、自ら船長となって深宇宙へと飛び出す。
 ヴァルカンを説得するため、副長兼お目付役にヴァルカン人女性トゥポルを押しつけられたものの、機関部長トリップ(チャールズ・タッカー三世)、保安部長マルコム・リード、操舵士トラヴィス・メイウェザー、通信士ホシ・サトウなど、高級士官の大半を地球人で構成することに成功した。トゥポルと並ぶもう1人だけの地球外生命体は、交換計画で派遣されてきたデノビュラ人の医療部長フロックスのみ。

 シーズン途中まで「時間冷戦」にまつわるスリリングな展開が続くものの、それ以降はダレたため、途中で打ち切りになってしまった作品。第1シリーズを除けば、最も短命なシリーズとなった。

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