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2012/02/28

ジュブナイル

 遡り篇。去年の暮れ……いや、今年の年明けあたりにCSで観た。

 山崎貴の監督デビュー作。何年かぶりに観たなあ。タイトルの通り、少年少女たちが初々しい。なかでも鈴木杏ちゃんは出色! そりゃ次作「リターナー」でも使いたくなるわな。主人公・遠藤雄弥は、後に成長して「のだめカンタービレ」に登場する。

 ストーリー(脚本も山崎貴)展開の見事さは、まさしくジュブナイル小説っぽい。脇役なのに、香取慎吾や酒井美紀のほうが先にクレジットされちゃうのは、仕方ないか。でも間違いなく本作の主役は子役たちなのである。

 ちなみに「ALWAYS~三丁目の夕日~」で、鈴木オートに至る道の途中に出てくる電気屋「神崎ラヂオ商会」は、本作からの流れ。

 もともと山崎貴って人は特撮(VFXという単語は、山崎貴が広めたんだそうな)出身で、今でも「白組」(意外と古く、1974年設立の映像集団)に所属してるんだそうな。一般に「白組」の名が知られるようになったきっかけが本作と云ってもいい。「ローレライ」あたりでも名を馳せたけどね。
 だから宇宙船なんかの、まんま王道の特撮部分は、実に気持ちよく描いてるし、子ども向けにPSのコントローラーで操縦するロボットなんていう設定も小憎らしい。

 当時も今も「まだまだ捨てたもんじゃねえな」と思わせてくれた作品。

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