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2012/02/25

ハンニバル・ライジング

 2年前から順行篇。

 当然のことながらCSで鑑賞したはず。原題はまんま「Hannibal Rising」

 知らない人のために云っておくと、「ハンニバル」というのは人の名前だ。トマス・ハリスが描いた小説シリーズ「レッド・ドラゴン」、「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」に登場するハンニバル・レクターが出典。シリーズは結局すべて映画化されている。オレは前作「ハンニバル」までは原作から入っているが、本作の原作は読んでいない。なんか嫌んなっちゃってさ。

 ハンニバル・レクターは、天才的な変態犯罪者だ。本作はその幼少期を描いているため、「ライジング」が冠せられているらしい。つまり、いかにしてハンニバルの変態じゃなかった天才が形づくられたか、だ。

 レクターは後に「ハンニバル・カンニバル」(人食いハンニバル)と恐れられる犯罪者に成長するのだが、何故「人食い」になったかのエピソードがかなりグロい。で、これが全体のネタにもなっているのだが…。ま、グロさにかけちゃ前作のほうがよほどグロい。どれくらいグロいかというと、嫌になって原作を読まなくなっちゃうくらいグロい。

 ハンニバルは幼少期、レディ・ムラサキなる日本人女性に引き取られ、育てられるのだが、なんでもこの人物に日本人の心を教わることで、人格形成があのようになっていくのだという。ところがそういうシーンは、本作ではカットされている。こりゃ原作よまにゃいかんか?

 若き日のレクターをギャスパー・ウリエル。レディ・ムラサキをコン・リー(『紅いコーリャン』、『SAYURI』)。脇をリス・エヴァンス、リチャード・ブレイク、ケヴィン・マクキッド、スティーヴン・ウォーターズ、ドミニク・ウェストと、イギリス人だらけで固めている。トマス・ハリス自身の脚本をピーター・ウェーバーが監督。プロデューサーの一人にディノ・デ・ラウレンティスの名があるが、本作の3年後に死去している。そりゃそうだ。享年91歳。

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