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2012/03/15

NEXT-ネクスト-

 遡り篇。去年のどっかで見てるはず。CSで鑑賞。

 SF界の奇才、フィリップ・K・ディックの「ゴールデンマン」を原作に、リー・タマホリ(007 ダイ・アナザー・デイ)を監督に映画化。脚本はゲイリー・ゴールドマン、ジョナサン・ヘンスレー、ポール・バーンバウム。

 原作の影は微塵もないが、これはディック原作映画の特徴でもある。「ブレードランナー」(アンドロイドは電気羊の夢を見るか?)も「トータルリコール」(追憶売ります)も「クローン」(にせもの)も「マイノリティレポート」(少数報告)も「ペイチェック 消された記憶」(報酬)も「スキャナー・ダークリー」(暗闇のスキャナー)も「アジャストメント」(調整班)も原作とは全然ちがう。割と原作に忠実だったのは「バルジョーでいこう!」(戦争が終わり、世界の終わりが始まった)と「スクリーマーズ」(変種第二号)くらいか。ディックは決して映像化しやすい作品を描いていたとは思えないのだが、なんでこうも映画化が盛んなのかね。エンターテイメントと云えばハインラインを筆頭としたクラーク、アシモフという御三家がいるのに、ディック原作の何と多いことよ。

 原作とは違うが、映画は映画なりに自己完結できている。ややご都合主義的な終わり方をしないでもないが、普通にエンターテイメントとして楽しめるのだから、あまり文句を云う筋合いではない。

 主演のニコラス・ケイジは本作のプロデューサーも兼ねている。ジュリアン・ムーアにFBI捜査官の役をふったのが誰か知らないが、センスとしてはかなりひねくれていると云える(ハンニバル)。ピーター・フォークは、日本公開作品としては、本作が遺作にあたるか。

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