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2012/05/03

2010年10~12月期の地上波ドラマ

 遡り篇。2010年10~12月期の地上波ドラマのうち、最終回まで観たのは以下の3本。

SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~

 まぁ、こりゃ観るわな。「ケイゾク」の続編にあたる堤くん悪フザケドラマの第2弾。少なくとも「トリック」よりはこっちを推せるか。悪フザケではあるが、基本的なプロットは非常にハード。演出の堤幸彦(ほかに演出は加藤新、今井夏木、金子文紀)だけでなく、脚本の西荻弓絵も「ケイゾク」からの継続スタッフ。悪フザケの部分は置いといて、特殊な事件を捜査するため公安に置かれた「未詳(みしょう)」。そこの捜査員である当麻紗綾(とうま・さや、戸田恵梨香)と瀬文焚流(せぶみ・たける、加瀬亮)が、常人にない特殊能力「SPEC」を持った犯人と対決するのが基本ライン。戸田恵梨香と加瀬亮だけでなく、出てくる登場人物が例外なくフザけている点は非常にいい……じゃなかった、よくない。悪フザケである。やたらと出てくる小ネタをこちらが理解しなくても全然関係なく物語はどんどん進んでいく。ことに素晴らしいのは他作品では見られない完全ノーメイクで常に変顔の戸田恵梨香。加瀬亮も、まさかこんな演技ができる人だとは思わんかった。野々村光太郎(竜雷太)と近藤昭男(徳井優)のみ「ケイゾク」からの継続出演。「ケイゾク」の柴田純(中谷美紀)が、出てくるようで絶対出てこないあたりが…。後半、登場するSPECがどんどん高度化していき、その果てにあるものがなかなか…。話としてはすげー中途半端に終わり、最終回の最後で戸田恵梨香に「ぜってー映画化なんてしねーから」と云わせるのだが、今年になってTVスペシャル、映画と立て続けに公開されたのは周知の通り。

霊能力者 小田霧響子の嘘

 ハッタリだけで霊能力があるっぽく見せている小田霧響子(石原さとみ)が、霊能力と無関係な論理的推理だけで事件を解決していく推理もの。知らなかったんだけど、これって甲斐谷忍(ライヤーゲーム、ワンナウツ)のコミックが原作なんだって? しかもキャラクターも設定も全然ちがうとか? そんなん知らんが、石原さとみがかわいいんでオレこっち推しね。ただ石原さとみの芝居は、最近ちょっと記号めいてきちゃった感があるので、どうかしらん。谷原章介はどうでもいいとして(三浦理恵子との『S』と『M』のやりとりはむしろ三浦理恵子のキャラ勝ちだろう)、大島優子が意外なほど好演してるのに驚かされた。

検事・鬼島平八郎

 鍋島雅治と池辺かつみによるコミック「東京地検特捜部長・鬼島平八郎〝眠らぬ鬼〟」を原作に、鬼島の新人検事時代を描いたドラマ。鬼島役に濵田雅功。ABC(朝日放送)創立60周年記念ドラマと銘打たれたが、豪華なのはキャスティングだけで、脚本ぐだぐだ。いつか面白くなるはずだと念じつつ最終回まで観てしまったが、結局回復せず。無駄な時間を費やしてしまった。


 ――普段ならCX系が目白押しとなるはずが、この期に限ってTBS2本とテレ朝1本。なんかおかしな期ではあったな。

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