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2012/06/25

非公認戦隊アキバレンジャー 第12話「最痛回 さらば妄想戦隊」

 やはり「本来の最終回」となれば、従来ローテーションを崩して荒川稔久・田﨑竜太できたか。

 前話で禁断の世界、登場人物たちが自ら番組のキャラクターにすぎないことを自覚したところからスタート。「やつ、やつっていうけど、誰なのよ?」「オープニングの最初に名前がクレジットされるやつだ!」

 ついに登場、謎の戦闘集団


 八手三郎!

 まさか、そんなとこに持ってこうとは…。

 最終回に向けてどんどん話を終わらせようとする八手三郎に対し、「ちょっとやそっとじゃ解決できない伏線」を張ろうとする登場人物たち。しかし即座に解決されてしまう。「ちょっとやそっとじゃ解決できない伏線」を張りたいんだったら、脚本家を荒川稔久でなく井上敏樹に変えればいいんじゃね? あ、ダメか。あのシト、張った伏線そのまんまにして終わらせちゃうもんな。

 そんなこんなでどんどん追い込まれ、唯一残った「敵」であるマルシーナを相手に緩~い戦いを続けていくはずが、ゴゴゴと浮かび上がる「オワリ」の文字。目標を変更し、「オワリ」文字を攻撃にかかるが、時すでに遅し。エンドロールが画面の下を横方向へ流れていく。前話みたくテロップを力づくで止める余裕もなく、最後の最後は「八手三郎の手」が現れ、強引に終了。なんとまぁフザケた番組だったことか。

 ちなみに八手三郎というのは、スーパー戦隊シリーズ全36作(現在)のうち34作までの「原作者」としてクレジットされている人物だが、実のところそんな人物は存在しない(最初の2作品の原作者は石森章太郎)。今では東映映像本部テレビプロデューサーの共同ペンネームとして定着しているが、これを使い始めたのは初期の「仮面ライダー」シリーズなどを手がけた東映の平山亨。彼が東映京都撮影所の助監督・監督時代、撮影所の助監督たちが共同ペンネームとして用いていたのが始まりで、その平山氏がテレビ部に異動した際、当時の直属の上司だった渡邊亮徳(後の東映副社長)の提案により「八手三郎」を復活させて以来、定着してしまった。だから40年、あるいはそれ以上に稼働し続けているペンネームということになる。もっともこの由来自体、諸説ある1つの由来にすぎない。ただ「原作」だけでなく番組主題歌などの「作詞者」としてクレジットされることも。語源も諸説あるが、「やってさふらふ」あたりが似つかわしいか。読み方は本来「やつでさぶろう」が正しいのだが、今回は「はってさぶろう」と発音していた。オレも後者のほうが馴染み深い。スーパー戦隊シリーズのアメリカ・リメイクシリーズである「パワーレンジャー」では、原作に「SABURO HATTE」とクレジットされるそうだから、あながち間違いというわけもあるまい。

 次話「本当の最終回」は総集編だそうな。登場人物たちがダイジェスト映像にコメンタリーをつけるような内容だとか。これはこれで面白そうだな。

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